それにしても早稲田大学の棚村研究室の調査には酷い誘導があります。「70%が別姓に賛成」と結論づけていますが、中身をよく見ると全く反対の結論が見えてきます。
アンケートの棚村研究室のまとめは、
➀自分も同姓、他人も同姓とすべきと夫婦別姓選択制への反対は、14.4%とどまり②自分は同姓だが、他人はいずれでもかまわない(選択制賛成)35.9%、③自分は夫婦別姓、他人はいずれでもよい(選択制賛成・肯定)34.7%、④その他、わからないが15.0%、したがって70.6%が選択制賛成と結論付けています。
しかし②は、同姓賛成に含めるべきです。他人はいずれでもよいが自分は同姓賛成ですから。そうすると①と②を合わせると同姓賛成が50.3%、選択制賛成派34.7%、分らないが15%となります。アンケートの結論と正反対の結果が出ている事が判ります。
アンケート結果を身びいきの結論に捻じ曲げています。
マスコミはこのような偏向的なアンケートの真相を見抜き、正しく報道しないとこの国のかたちを国民の多数の希望するものと大きく異なるものへと誘導してしまいかねません。
皆さん、騙されないように気を付けましょう!
選択的夫婦別姓アンケートに疑問-早稲田大学の棚村研究室の調査は酷い世論誘導です-