全国で高齢者向け優先接種が始まりました。政府のアリバイ作りです。自民党の選挙を意識した愚策中の愚策、おそらく歴史に名を残すことになるでしょう。「県単位で万遍なく平等に」は平時における話、ワクチンの絶対量が少ないなら、それの有効利用を考えるのは常識です。最も効果的な運用は、「まん延防止地域への集中接種」です。激戦地域にも戦闘のない地域にも広く同じ物量を配布するという戦略は、正気の沙汰ではありません。激戦区に集中的に兵力を投入し抑え込むことが、地方への蔓延も防止することに繋がります。
百歩譲っても人口比で配布ワクチン量は決定すべきです。一票の格差などというような暢気なものではなく、救える明日の命、今の命の数が違うのです。
ワクチンは「まんぼう」地域に集中接種をすべし-政府は有効なワクチン運用を-